Microsoft Windows Server 2003の登場により、Active Directoryの構築が従来よりも容易になったため、ネットワーク環境のNTドメインからActive Directoryへの切り替えを検討している企業が増えています。
ところが、企業内でMacintoshを使用している場合、プラットフォームの違いから、MacintoshはWindows ネットワークに接続できないため、一元管理の外となってしまい、これがシステム管理者にとっての悩みのタネでした。
せっかくActive Directoryを導入しても、すべてのマシンを完全に一元管理できないのでは、導入の意味が半減してしまいます。
「ADmitMac」をインストールすれば、たとえMacintoshでも、他のWindowsクライアントと同じように、Active Directoryでの一元管理が可能になるため、システム管理者への負担が劇的に軽減されます。
では、「ADmitMac」の導入シーンには、どのようなケースがあるのでしょうか?

――目次――

・導入シーン

[1]Microsoft Exchangeとの関連
[2]Apple純正のMac OS Xの機能だけで、何とかActive Directoryに参加させたいが・・・

・設定方法

・Macからのサービス利用

[1]アドレスブック利用例
[2]ホームディレクトリ利用例

・Q&A

[Q1] Mac上のファイルの公開(共有)機能はついていないのですか?
[Q2] 「DAVE」という姉妹品がありますが、違いは何ですか?
[Q3] WindowsのサーバOSにより、使える機能と使えない機能がありますか?
[Q4] サーバ側のユーザ関連の設定事項で対応している機能、対応していない機能がありますか?