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■Macintoshを、Windowsネットワークに接続します。
DAVEは、Windowsのファイル共有ネットワークプロトコルであるCIFS／NetBIOSプロトコルを、Macintoshに追加します。これにより、MacintoshはWindows同等のクライアントおよびファイル／プリンタ共有機能を持つことが出来、TCP/IPで構築されたWindowsネットワークにMacintoshを違和感無 く配置する事が出来ます。
■強化されたセキュリティ
昨今のセキュリティに対する要求により、Windows Server 2003では、今まで利用される事の少なかったSMBデジタル署名やNTLMv2によるセキュリティポリシー、また認証のKerberos化処理が既定として設定されています。
DAVE v5では、これらに既定で対応します。またユーザが、これらを自社のポリシーに合わせて変更する事も可能です。 またMacintosh上のフォルダやプリンタを公開する際に、ドメイン認証を利用する事も、マシン個別のセキュリティ設定を行う事も可能です。
■接続先の違いを意識させない接続環境を実現
Macintosh上でフォルダを公開するには、DAVE Sharingでフォルダを指定 し、セキュリティオプションを設定するだけです。
Windows上では、共有にアクセスするのはマイネットワークを開くだけで、接続先がMacintoshかWindowsかを意識する事はありません。
Macintoshから、Windowsの公開フォルダを開くには、Macintosh純正のネットワーク機能と同じく、『サーバへ接続』を選ぶだけです。注意深い方は、接続先がMacintoshであれば、プロトコルが『afp:』で、Windowsであれば、『cifs:』と言う点にお気付きになるかも知れません。
PostScriptプリンタは双方向で共有が可能です。Mac OS Xであれば、イン クジェットプリンタを公開する事も可能です。
■経済性
DAVEは、特別な追加ハードウェア無しに、MacintoshにWindowsの共有機能を付加します。Windowsで構築されたネットワークにMacintoshを追加する際には最適です。
主な機能と特長
● 双方向でのデータ共有を実現
MacintoshにWindows標準の共有機能を追加して、双方向でデータを共有出 来ます。
● 専用サーバ不要の経済的なソリューション
Macintoshのソフトウェアで実現した機能なので、無駄なハードウェア投資が要りません。
● 幅広いOSをサポート
MacOS 8.6から9.2x、Mac OS X 10.1xから10.3.xまで、接続先のWindowsは95から98/Me、さらに、Windows
NT4/2000/XP/2003に対応しています。
● 高度なセキュリティに対応
SMBのデジタル署名に対応したことで、仲介者攻撃等から通信を保護する事が出来ます。Windows 2000から導入されたNTLMv2に対応し、さらに、
Windows Server 2003のActiveDirectoryで既定になっているKerberos認証にも対応した事で、Windowsサーバにログオンする際に、たとえ通信を盗聴されても、ユーザ認証を解読されない高度なセキュリティを確保する事が出来ます。
● MacOSXのClassic環境からもアクセスが可能
Carbon/Cocoa未対応のシステム併用される場合にも対応します。Mac OS X 10.2および10.3のClassic環境アプリケーションからも、Windowsリソースにアクセスが可能です。
● PostScriptプリンタの双方向の共有と、インクジェットプリンタの公開
（MacOSXのみ）
PostScript対応プリンタに関しては、Macintosh／Windowsのどちらからでも公開する事が出来ます。また、Mac
OS Xに接続されたインクジェットのプリンタを、Windowsネットワーク上に公開する事も出来ます。
● Windowsのショートカットのサポート
Macintoshで、マウントしたWindows共有内のショートカットファイル（.LINK）をダブルクリックすると、Windows上と同様、その実体にアクセス出来ます。ファイル整理等のために、ショートカットを使用していても
何も問題無く、Macintoshからの共同作業が出来ます。
● NTFSストリーム対応
Mac OS Xの標準機能では、NTFSをサポートしたWindows2000以降であっても、Macのファイルは、リソースとデータに分離されて、『._』が付いたファイルが生成されてしまいます。しかし、DAVEなら、NTFSストリーム
に対応しているので、Windowsサーバ上でも、余計なファイルは作り出されず、ファイル管理でまごつく事もありません。またNTFSストリーム対応により、Windowsサーバ上のService
for MacintoshによるMacintoshファイ ルとも互換性があります。
● NTドメインのサポート
ドメインへのログオンをサポートしていますので、一度、認証すれば、信頼されたサーバについての再認証は不要です。またWindows
NT サーバのドメイン形式にも対応していますので、Macintosh混在環境であっても、サーバのバージョンアップ等、システム移管をスムースに進める事が出
ます。
● ディレクトリサービス
ディレクトリサービスに対応した事で、ドメインログイン時のパスワード変更やパスワード有効期限の変更、パスワード失効時の処理を、Windowsクライアントと同様、管理者の負担も無く、ユーザに任せる事が出来ます。
● アクセス保護されたツリー内のディレクトリのマウント
ディレクトリの公開設定、サブディレクトリのアクセス権設定という手順で行われる事の多いユーザディレクトリの割当作業も、手順を変更すること無く、実行可能です。
● DFSのサポート（Mac OS X）
企業内ネットワークで、サーバを分散するために必要なDFSに対応しました。エンドユーザに、サーバを個別に意識させる事無く、統一したネットワーク環境を提供出来ます。
● Windows 95/98/Meとのファイル共有
Mac OS X標準機能とは異なり、これらのWindows環境の日本語ファイル名もサポートしています。
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