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製品名:MacForensicsLab 4.0 英語版(マックフォレンジックラボ 4.0 英語版) 特長・機能

1. 特長
「MacForensicsLab(マックフォレンジックラボ)」は、市販されている中で最も強力で、費用対効果に優れたフォレンジックツールです。また、現代の法執行、及び、デジタルフォレンジック調査官の要求に応えるべく設計されたアプリケーションです。

細心の注意を払って保全・保護された証拠
ビット単位で完全に同一の信頼度の高いオリジナルメディアの複製を、素早く、耐障害性のある、検証可能な状態で作製します。たとえ破損したメディアであってもデータ復旧を最大限行うことができるよう複製を作成します。これらのフォレンジックイメージは、セグメント化された微細な粒度のハッシュ値を統合して作成されます。インライン処理では、デュアル出力イメージと関連ハッシュファイルの作成が可能なため、フォレンジック調査官はデータ取得段階で費やす時間を短縮することができます。

市販されている最も強力な復旧エンジン
フォレンジックの専門家は、「MacForensicsLab」 を使って、削除されたり埋め込まれたファイルを検出し、復旧することができます。 プレビュー後に復旧することも可能です。また、スワップ領域や未割当領域であっても、証拠対象として調査することができます。「MacForensicsLab」 はあなたが必要な証拠を捜し出します。

マルチスレッドアプリケーション
業界標準のSQLデータベースサーバ、及び、ビルトインデータベースエンジン用に最適化されている為、複数の調査官が、遭遇する様々なケース(案件)に同時にアクセスし処理することができ、調査を共同で進めることができます。ログは、実行した全ての行動、見つかった全てのアイテムについて取られます。また、調査している事柄と紐付けた考察を、調査の最中に自由形式のメモとして残すこともできます。このメモは、標準化され、カスタマイズ可能で、共有しやすい、テンプレート型のHTMLレポートとして、調査のどの段階でもエクスポートすることができます。

高度なイメージ解析技術
疑わしき素材を瞬時に抽出するため、グラフィック画像のサムネイルとプレビューを、肌の色合い、イメージ、ファイルサイズで自動的にフィルタリングすることができます。これにより、フォレンジック調査に関連する何万ものグラフィック画像を手作業で仕分けする時間を、大幅に削減してくれます。また、より徹底的に分析したい関心のあるファイルには、簡単なキー操作でブックマークを付けることもできます。

キーワード分析とカタログ機能は、複数の言語で実行することができ、また、MD5、SHA-1、SHA-256チェックサム計算もサポートしています。これにより、調査官は、デバイス全体やファイルフォルダー内から、或いは、直接、特定のファイル内から関心のあるアイテムを捜し出すことができます。カタログ機能には、ハッシュリストに対するパターンマッチング機能があり、ソーシャルセキュリティ番号やクレジットカード番号と推測される番号を抽出します。

調査対象のプレファレンスと設定を効果的に監査する機能は、調査官が証拠能力のある情報を収集し照合する時間を大幅に短縮してくれます。これにより、疑わしいマシンまたは特定の操作の判別作業を、マウスを1回クリックするだけで素早く行うことができます。調査官はこの機能を使って、システム上で調査対象が、Wi-Fiの接続、iPod、Web履歴やブックマーク、システムの設定により、何を使って何を行っていたのかを含め突き止めることが出来ます。
 
2. 機能詳細
「MacForensicsLab」は、Apple社の個人向けコンピュータに特化した製品として、フォレンジック市場に最初に登場した製品です。もちろん、iPodといったApple社関連製品やMacintoshコンピュータと互換性のあるサードパーティ製デバイスもサポートしております。
他のプラットフォームデバイスのデータを解析する場合、はじめに、そのデバイスのハードディスクドライブをMacintoshに接続する必要があります。外付けドライブとして動作する機能を持たないデバイスの場合、外付けドライブにする必要があります。まず、FireWire接続の外付けハードディスク用ケースをご用意の上、デバイスからハードディスクを取り出し、外付け用ケースに収めて、外付けドライブとして、Macintoshに接続してください。解析後、収集したファイル等は、別にご用意されました保存用のドライブに保存してください。

Analyze(解析)機能では、Hexとテキストモードでファイルを分析し、他の製品では成し得る事のできない高速な処理でファイルセクタをスキャンします。
Hexとは16進数表示。0から9、A, B, C, D, E, Fで表示される。コンピュータのデータは、内部的にはすべて2進数(0,1)で表されるが、扱いやすくするため、通常は、4桁でまとめて、16進数で表示される。テキストデータ以外のデータの場合、テキストで表示しても正確には表せないため、Hex表示を用いる。

Acquire(取得)機能では、優れたアルゴリズム駆使し、機械的に動作不良を起こしているドライブのイメージを作成します。ドライブが部分的に動作不良を起こしている場合であっても、データを繰り返し解析することにより、可能な限り証拠の保全を試みます。

Salvage(復旧)機能では、削除されたファイルを検索し、ハードドライブ(Mac、Windows、Linux)、CD-ROM、外部ストレージデバイス、デジタルカメラ用メモリカード、iPod等々から失われたファイルを回復します。

Cataloging(カタログ)作成機能では、ディレクトリ構造を検索して、解析対象に合致するものだけではなく、すべてのファイルのカタログを作成します。カタログには、ディレクトリ構造に従って、すべてのファイルのリストが含まれます。また、個々のファイルについては、すべてのカタログ情報、MD5、SHA-1、SHA-256チェックサム、基本ファイル情報が表示されます。
「カタログ情報」は、ディスク上のディレクトリ等の情報を指します。MD5は、与えられたファイルに対して計算で導かれる128ビットのハッシュ値を示します。
「SHA」は、MD5の前身であるMD4を元に改良され、MD5よりも攻撃に強いと考えられています。SHA-1は、160ビット、SHA-256は、256ビットのハッシュ値を計算します。
「チェックサム」とは、広義には、誤り検出、改竄防止のためのこれらのハッシュ値も含めます。
「基本ファイル情報」には、ファイル名、ファイルサイズ、アクセス権所有権、ファイルタイプ、クリエータ等を含みます。
「ハッシュ値」とは、与えられたデータから計算で導かれ、元のデータの特徴を抽出した数値を指します。理論上は、異なるデータに対して、同じハッシュ値が出力される確率は非常に低くなっています。このため、このハッシュ値を記録しておくことで、将来、改竄されていないことの証明に使えます。

Bookmarking(ブックマーク)機能では、調査対象のファイルやフォルダへの素早いアクセスを可能にします。ブックマークされたファイルには、わずか数クリックで簡単にアクセスできます。

Log(ログ)機能は、証拠を保全するためのあらゆる操作の履歴と日時に関する詳細なログを記録します。ユーザ(調査担当者)は、ログ画面上で、調査日時、MacForensicsLab上でまたはMacForensicsLabにより実行された操作の日時、操作結果など、詳細かつ多岐にわたるログにアクセスすることができます。また、柔軟で、カスタマイズ可能なレポート機能を利用することにより、素早く簡単に詳細なレポートを作成することができます。


「MacForensicsLab」の操作は、非常に高度な機能を兼ね備えているにもかかわらず、簡易で直観的です。Mac OS Xユーザが馴染みやすいインターフェースに設計されており、操作自体はわずか数クリックで完了することができます。
 
◆ 対象者
・法執行機関:不法行為に関するデータを収集し、証拠を立証するために使用
・監査法人:会計データを作成したPC内のデータを解析し、粉飾決算や隠ぺい工作を調査する際に使用
・一般企業、金融機関、官公庁:内部監査及び情報漏えい等が発生した後の事後調査手段として使用
・法律事務所、企業の法務部:訴訟の際の証拠特定、証拠提出のために使用
 
 
開発元:SubRosaSoft.com


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