ショートカットファイルをマウスの右クリックメニューから、完全消去を選んで、消去すると、そのショートカットファイル自体ではなく、ショートカットのオリジナルのファイル本体が完全消去されます。これは、ショートカットを操作(処理)対象にすると、Windowsでは、そのオリジナルの本体のファイルへの操作(処理)になるためです。
なお、ショートカットファイルそのものは、処理に渡されないため、ショートカットファイルは消去されずに、残ります。
また、『ショートカットファイルを含むフォルダ』を完全消去すると、今度は、そのフォルダが消去の処理に渡されるため、フォルダの中身とフォルダ自体が完全消去されます。この時、処理にショートカットファイルの情報は個別に渡されないため、ショートカットファイルが指し示す本体のファイルは消去されません。
もし、ショートカットファイルそのものを完全消去したい場合は、一度、フォルダに入れて、そのフォルダを完全消去してください。
また、スケジュール機能を使って、あるフォルダの完全消去を指定すると、そのフォルダの中身だけが消去されます。
そのフォルダの中に、ショートカットファイルが含まれていた場合、上の理由で、ショートカットファイルが指し示すオリジナルのファイルは消去されず、ショートカットファイルを含めた、フォルダの中身だけが消去されます。 |